写真・小鉄

小鉄の闘病記録「大動脈血栓塞栓症」小鉄の闘病記録「大動脈血栓塞栓症」

血管内でできた血栓が、血管を塞ぎ起こる症状

症状について 矢印

足のふらつきから病気が発覚。左の前足と後ろ足が動かなくなり、ICUにて血栓を溶かす治療をし症状は消失。
約1年後、出血し5日後に他界。

発見

1日目 2014.11.14

状態
  • ブラッシング時足がもつれる
  • 歩き始めに違和感(足に力が入ってない様子)

治療約1ヶ月

2日目 病院→入院

状態
  • 左の前足左の後足動かない(原因は心臓か脳と推測)
  • 触診では冷たいが感覚あり(血栓が完全に詰まってない状態と推測)
検査
心臓・肺のレントゲン
診断
心筋症による大動脈血栓栓塞症
治療
ICUで治療開始・血栓を溶かす点滴を投与

3日目

状態
完全に歩けないが、食事は問題なし。
診断
前足の麻痺については小脳に血栓が飛んで梗塞がある可能性
治療
引き続きICUで治療・点滴を投与

4日目 退院

状態
歩けないが、進行は食い止められており状態は安定。

自宅の方がストレスが少ないだろうという判断から、退院が決まる。
以降は毎日通院し、点滴・投薬を続けることに。

8日目

状態
少しづつ立てるようになり、左前足が動くように。

当時の写真・ケージの中でお座りしている小鉄

当時の写真・ケージの中のベッドで眠る小鉄

9日目・10日目

状態
左後足も使ってトイレを使えるように。

12日目

診断
小脳の梗塞からくる前足の麻痺ほぼ完治

16日目

状態
歩行練習を始める。まっすぐ立てなかったことを思うと飛躍的な回復。

約1ヶ月後

診断
後足の血流が戻って麻痺も解消・経過は極めて順調

安定約1年

一週間に一度の通院から、10日に一度の通院に。
後半、腎不全で再び週一の通院になるも心筋症の方は容態がよく安定。

当時の写真・ベッドで眠る小鉄

当時の写真・小鉄の横顔

当時の写真・ちょっとオコな小鉄

当時の写真・こっちを見る小鉄

当時の写真・水を飲む小鉄

最期5日間

1日目

状態
急に吐き排便もなく食事量の低下(半分以下)

2日目 早朝 体温 38度 体重 約3.06kg(大幅減)

状態
  • 吐血
  • タワーから転落しそうになる(低血圧・貧血が原因と推測)

閲覧注意
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当時の写真・口の周りが血だらけに

早朝、先生を叩き起こして受診。
細かい血栓が消化器官のあちこちに詰まりそれが破裂した疑い。

診断
消化器官からの出血が疑われる
処置
補液・増血剤・抗生物質・吐き気止め・ステロイド

3日目 体温 37.4度(推測) 体重 約3.15kg

状態
  • 脳神経がショートし、顎の関節がずれ下の歯が歯茎に刺さるが無反応(痛みはない)
  • トイレは人間が支えながらだけれど自力で
診断
心拍・血圧共に低め

4日目 体温 36.8度(危険な状態) 体重 約3.15kg

状態
  • 水が飲めなくなり(脳からの指令がうまく届いていない)、顔が上がらない
  • 左側に力が入らず、立つのも難しく旋回
  • 夜トイレで排尿(これが最後になる)
  • 呼吸が荒く、痙攣の間隔がどんどん狭くなっていく。
診断
  • 極度の貧血
  • 循環不全に起因する多臓器不全状態になりつつある

5日目 午前 体温 34.5度(危険な状態) 体重 約3.15kg

状態
ぐったりして動けない状態
診断
痙攣も脳神経のショートのせいで痛くはないだろうとの診断

同日 13:20過ぎ 2015.12.19

18歳2ヶ月で永眠

大声で鳴く。
その後お腹が波うち、息が荒くなる。
のけぞり、抱き抱えると開口呼吸が始まる。

だんだんと呼吸の間隔が開いていき、目に膜が掛かっていき、息を引き取る(13:35)